「1歳を過ぎたから、そろそろ卒乳したほうがいいのかな?」
「保育園に入る前にはやめたほうがいい?」
「周りの子はみんな卒乳しているのに……。」
そんなふうに悩んでいるママへ。
結論から言うと、卒乳には”正解の年齢”はありません。
我が家は3歳まで授乳を続けましたが、最後は思わず笑ってしまうような理由で卒乳しました。
今日は、その体験も交えながら、「卒乳」についてお話ししたいと思います。
卒乳は何歳が平均?断乳との違いは?
まず最初にお伝えしたいのは、卒乳に「○歳まで」という決まりはありません。
一般的には1~2歳頃に卒乳する子が多いと言われていますが、もっと早い子もいれば、3歳頃まで授乳を続ける子もいます。
そして、「卒乳」と「断乳」は少し意味が違います。
卒乳は、子ども自身が自然におっぱいを必要としなくなり、自分から卒業していくこと。
一方、断乳は、仕事復帰やママの体調、生活の変化などを理由に、大人がタイミングを決めて授乳を終えることです。
どちらが正しいということではありません。
それぞれの家庭に、それぞれの事情があります。
だから、周りと比べて焦る必要はないんです。
「焦らなくてもいいんだ」と思えた出来事
卒乳について悩んでいた頃、ネットで「アインシュタインは13歳まで母乳を飲んでいた」というジョークのような逸話を見かけました。
もちろん本当かどうかは分かりません。
でも、そのときの私は思わず吹き出してしまいました。
「13歳までじゃないんだから、1歳や2歳で焦る必要なんてない!」
「それ以上飲めるものなら飲んでみろ!(笑)」
その瞬間、ずっと抱えていた焦りがスーッと消えていったんです。
「この子のペースでいい。」
そう思えるようになってからは、授乳の時間ももっと穏やかに楽しめるようになりました。
母乳じゃなくても、愛情はちゃんと伝わる
もちろん、長く授乳を続けることだけが正解ではありません。
早めに卒乳したり、ミルクや哺乳瓶に切り替えたりすることも、素敵な選択です。
「母乳じゃないと愛情不足になるのでは?」
そんな心配はしなくて大丈夫。
哺乳瓶でミルクをあげる時間も、赤ちゃんとの距離は0cm。
抱っこをして、目を見て、話しかけながら過ごすその時間は、おっぱいの時間と同じくらい、赤ちゃんにとって安心できる時間です。
赤ちゃんが覚えているのは、おっぱいそのものではなく、「安心して抱きしめられた時間」。
その積み重ねが、心を育てていきます。
我が家の授乳は、子どもの成長と一緒に変わっていきました
「3歳まで授乳していた」と聞くと、「ちゃんとご飯は食べていたの?」と思われることがあります。
でも実際は、子どもの成長とともに少しずつ変化していきました。
小さい頃はおっぱいが大好きだった我が子ですが、成長するにつれて自然とご飯を食べる量が増えていきました。
無理に食べさせようとしたわけでもなく、「今日はこれ食べてみようか」と気楽に続けていたら、気づけば家族と同じように食事を楽しめるようになっていたんです。
離乳食の時期もほとんど食べてくれませんでした。
せっかく作っても一口で終わったり、全部拒否されたり……。
最初は頑張って作っていたので食べてくれないことで、イライラしたり……。そのイライラが伝わったのか、せっかく作った離乳食を手でつかんでまき散らされました。その時に「何やってるんだろ…こんなに頑張っても食べないなら、もういっか。おっぱいで元気に育っているし、焦らなくてもいいか」と考えるようになりました。
そのおかげで、離乳食作りを頑張るのをやめられたことは私にとって本当に助かりました。
離乳食って、作るのも大変だし、食べなければ片付けまで大変。
SNSを見ると、彩り豊かな離乳食が並んでいて焦ることもありましたが、我が家は我が家。
その分、私は気持ちにも時間にも余裕を持って子どもと向き合えたように思います。
そして2歳を過ぎる頃には、おっぱいは栄養というより、「おやつ」や「ほっとひと息つく時間」のような存在になっていました。
食事の少しずつ食べはじめ、おやつも楽しみ、そのうえで、おっぱいは安心するためのスキンシップ。
そんな存在へと自然に変わっていったんです。
だから私も、「いったい何歳まで飲めるんだろう。13歳まで飲むかなぁ」と、逆に楽しみ始め、焦らず見守ることができました。
するとある日、子どもがひと言。
「おっぱいより、どら焼きの方がおいしいから、もういい。」
……えっ、それが理由!?(笑)ドラえもん好きなあなたらしいわ(笑)
もっと感動的な卒乳を想像していたのですが、最後はどら焼きに負けました(笑)。
でも、それが我が家らしい卒乳でした。
無理にやめさせることもなく、子ども自身が「もう大丈夫」と決めて卒業したことは、今でも大切な思い出です。
一番大切なのは、親子が笑顔でいられること
育児書やSNSを見ると、「○歳までに卒乳」「寝る前だけはやめたほうがいい」など、たくさんの情報があります。
でも、どの親子にも当てはまる正解はありません。
1歳で卒乳してもいい。
3歳まで授乳してもいい。
ミルクでもいい。
大切なのは、親子がお互いに笑顔で過ごせることです。
ママが無理をして苦しくなるより、その子に合ったペースで進めていくことの方が、ずっと大切だと私は思います。
まとめ
卒乳の日は、必ずやってきます。
そして意外と、その日はドラマチックではないのかもしれません。
我が家は、まさかの「どら焼き」の一言で終わりました(笑)。
だから、今悩んでいるママにも伝えたいです。
焦らなくて大丈夫。
周りと比べなくて大丈夫。
1歳で卒乳しても、3歳まで授乳しても、哺乳瓶で育てても。
どんな形でも、今日お子さんを優しく抱きしめているその時間は、かけがえのない愛情です。
私は、その時間こそが子どもの心を育てる最高の知育であり、一生の安心感につながる宝物だと思っています。
